タナトスとエロス 美食と考察の日々。

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野田市の虐待事件について思うこと。機能不全家族と自立。

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そんな暗いことばかり考えていないで、もっと別のこと考えたら?

 

子供の頃は、比較的ひどい生育環境のなかで育ちましたが、

努力して、勉強して、大学行って、仕事して、長年やりたかった専門職について、

それなりに今はかなり幸せなんですが。

 

加虐の家庭に育ったりDVを子供時代に体験していない人は

こういう悲惨なニュースに対して見て見ぬふりをしがちだなと思います。

こわいし、よくわからないから考えるのやめようよ。

といったコメントされることが多い

(大半が、彼氏だったり旦那だったりの男性ですが。)

 

かつて若かりし頃は、人間の心の光と影について、学生の頃はいろいろと書籍を読み漁ったり研究したりしていました。

社会人になるとあーみんなはそんなに人の心の暗い部分について考えていないのかと

びっくりした記憶があります。

 

話が少し変わって、実際、引き寄せの法則的なものはあり

DV的なものや苛虐されたことがある私は

嫌がらせや、上司のパワハラなどに会いやすかったりするので

そういう、過去のことを考えたり囚われていたりするとそういう目に会いやすいのかな

とおもい、考えるのやめたこともあります。

(実際現在も、最近は本や映画などで暴力的なものは避けるようになりました。)

実際そうしたものを避けるようになってから、職場もパワハラなどはない

良い環境になりましたし、たまたま結婚した相手も

今までのダメンズとは大違いの素敵な人でした。

 

ただ・・・・・暴力や暗い記憶にとらわれ続けるのは良くないとは思いますが。

やっぱりDV家庭、機能不全家庭で育ってそれを乗り越えたいい年になった

大人だからこそ、なにかやれることはないだろうかと思ってます。

こうした事件が起こり、なにか一般人の私ができることって

なんだろうとぐるぐると考えています。

 

実際、父親がアルコール依存症で、毎晩暴れたり、暴言を寝室の横で

毎晩履いていたりして眠れないこともありました

(妹のほうが、父の酒宴の部屋の真横で生活してたのでかわいそうな環境だった)

 

妹や母や、姉に、私はもっとなにかできたのではないかと

未だに罪悪感を心に抱えてたりします。

そうした気持ちも含めて、

 

こうした事件のニュースを聞くと、心の中がざわつきます。

 

機能不全家族のなかで、暴力があっても結局

母親が専業主婦だと、暴力父のお金に頼らざるおえなく

ある程度の暴言暴力なら我慢するしかないと、どんどん

その我慢のキャパがでかくなっていって、虐待死につながると思います。

うちもそんな感じでした。

我が家庭はたまに暴力でしたが、アル中が毎晩暴れたり怒鳴り続ける生活は

かなりのストレスでした。

 

つらつらといろんなことを書き連ねましたが、

虐待防止にはやはり母親が経済力をつけたり職歴を持って

いつでもDVを受けても働けるようにするしかないのではないでしょうか?

 

それかDVうけたら働ける職場を手配するとか?

 

逃げても生活できないから暴力に耐えてエスカレートするのだから

逃げて子供を施設に入れるとか、子供にとっても母にとっても

それはとてもつらいことなので。

 

某作家も行っていましたが、やっぱり貧困や暴力に女性が陥らないためには

学をつけること、技術をつけること、生活力をつけること

だと思いました。あとは自尊心の高さ。成功体験を積み上げて自分に自身を持つこと。

暴力をふるって女性を閉じ込める男性が世の中にはいること。

そういう場合は、共依存になる前にすぐに逃げる心の強さを持つこと。

 

まわりやもし子供ができたら、語っていくことぐらいしかいまは思いつかないけど。

 

もし子供がいたら

男の子にだったら、弱いものや愛する人にひどいことはしちゃいけない

女の子には、自尊心と愛している相手に対して言いなりにならないことが

愛だという強さを持つこと。

こういうことを教育するくらいしか、いまはパットは思いつかないけど。

 

暴力を止めるだけじゃなくて、根本的な部分を解決する必要もあると思いました。

女性が自立して働ける環境や離婚家庭への国の支援、保育の支援。

もっと充実していくとよいな。

 

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弱くて小さくて、逆らうことができず

早く大人になりたいと願い続けた小学生、中学生、高校生の私へ

 

いまはとても幸せですよ。紆余曲折ありましたが夢に見ていた仕事にもつけました。

 

また弱くなった父から、おとなになった今謝罪の電話が来ましたが

罪は消えないよ。されたことは一生忘れない、自分のやったことを自覚しな

と言い切れる強い女にもなれました。

それでいて結婚式に招待する心の広い女にもなりました(こなかったけど。)

 

辛い子供時代を過ごした人も幸せになれます。

大人になればやりたいこともできるし、選択もできるし、欲しいものも買えます。

諦めないでほしい。大人になるまで。なんとか生き抜いてほしい。

夢を持ち続けてほしい。

(それが、とても難しいことなのだけど。)

 

かつての私のような弱くて悲しんでいる子供が減りますようにと。毎日考えます。

そして、一般人でもできることを探して、できることがあればやりたいと思ってます。

 

神様、こんなひどいことが怒らないようにもっと世の中を良くするにはどうしたらいいのだろう。最近は、子供の虐待のニュースが気になり多く目にするので本当に

そう思います。

 

なにかやりたい。そう思っている人はたくさんいるよね。